Adobe以外にも優秀なクリエイティブツールが登場している昨今ではありますが、「やっぱりAdobeが使いたい!」と思うことも多いと思います。
特に仕事で使う機会があるとなると、ほぼ必須だったりもするわけで、家でも使いたくなるのがAdobeクオリティ。
しかし、お値段が高いのもまたAdobeクオリティ…。
そんなAdobe CC(アドビ・クリエイティブ・クラウド)が、通常の半額ほどになる学割価格で契約できることを知り、実際に申し込んでみました。
社会人の方でも、正真正銘Adobeの正規品を学割価格で安く利用できるようになります。
- 学生以外の方が買うなら基本的に一番安い
- 誰でも購入することが出来る
- Adobeの正規品である
- 仕事の用途で使用可能
- デジハリのオンライン動画教材付き
- Adobeソフトの操作方法などが学べる
- 「Adobe CC」「デジハリ動画教材」ともに即日利用可能
- 受講後に仕事を紹介してもらうことも可能
Adobe CC とは?
Adobe CC(アドビ・シー・シー)とは、「Adobe Creative Cloud」(アドビ・クリエイティブ・クラウド)の略称で、Adobe社が提供するアプリケーションソフトを、サブスクリプション(月額または年額)形式で利用できるサービスです。
Adobe製ソフトは、プロ・アマ問わず、世界中のクリエイターやデザイナーが多く利用しているツールなので、その性能や品質の高さはもちろん、ファイルや情報などを最も共有しやすいソフトといって良いでしょう。
昔はAdobe CS (Creative Suite)という買い切り型の製品も出していましたが、今はクラウド型のCCのみとなっています。
Adobe CCでは、常に最新版のツールが利用できるので、新しいインフラやデバイスへの対応などが簡単にできるようになりました。
Adobeのソフトには、定番どころでは、PhotoShop(フォトショップ)やIllustrator(イラストレーター)など、他にもなんと30種類もの製品があります。
今回ご紹介する、デジハリでAdobe CCを安く利用する方法では、Adobe製ソフト全てが使えるようになる、コンプリートプランとなっています。
デジハリ とは?
デジハリとは、「デジタルハリウッド」の略称で、クリエイティブ業界で働く人なら知らない人はいないというくらい有名なスクール。
すでに社会人になった後に、デジハリで学び直すようなデザイナーさんもいるくらい、由緒あるスクールです。
今回は、そんなデジハリのオンラインスクールの中の「Adobeマスター通信講座」。これに申し込むと、Adobe CCが安く買えるという方法をご紹介しています。
良くわからないとろこで(某オークションなど)Adobe製品を購入すると、正規品ではないために、そもそも使えなかったり、初めは使えても急に使えなくなることが普通にあります。これだと、いくら安くても意味がありませんね。
デジハリは、Adobe公認スクールでもありますので、間違いなくAdobeの正規品を使えるようになるというのも安心ポイントです。
なぜAdobe CCが安くなるのか?
Adobe CCには契約プランがいくつかあり、利用者の立場によって価格が変わってきます。
個人向け/法人向け/学生教職員向け/教育機関向け、といった区別がされており、この中で最も安くAdobe CCを購入できるのが、学生教職員向けの区分になります。
さらに、支払い方法にも、月々プラン/年間プラン(月々払い)/年間プラン(一括払い)があり、この中で最も割安になるのが、年間プラン(一括払い)の支払い方法です。
デジハリのオンライン講座へ申し込むことで、【デジハリで学ぶ学生】という扱いになり、さらに【年間プランで一括払い】をすることで、最安値でAdobe CCの正規ライセンスを購入できるという仕組みになっています。
”学生”とはいっても、オンラインスクールなので、どこかへ通う必要はなく、PCやスマホやタブレット上から空いた時間や好きな時に学ぶことができます。
また、全ての動画教材を見なければいけないわけでもなく、学びたいソフトの学びたい部分だけを視聴するといったスタンスで大丈夫です。
どのくらい安くなるのか?
デジハリの「Adobeマスター通信講座」は、Adobe CCコンプリートプランの1年間ライセンスが付いて36,346円/年(税抜)です。
いっぽうで、普通にAdobeの公式サイトから個人でコンプリートプランを申し込む場合、以下の価格になります。
支払いプラン | 価格 |
---|---|
月々プラン | 8,980円/月(税別) |
年間プラン(月々払い) | 5,680円/月(税別) |
年間プラン(一括払い) | 65,760円/年(税別) |
半額とまではいきませんが、40%以上の割引き価格でAdobe CCを購入できる事になります。
Adobe CCの価格は、値上げされたり、逆にセールで少し安くなっていたりしますが、基本的にはデジハリなどのオンライン講座に付いてくる形で申し込むのが最も安くなります。
今現在の正式な価格はAdobeの公式ページでご確認ください。
2年目以降やAdobeプラン変更の場合は?
既にAdobeを利用していてIDを持っている場合や、現在契約中のプランはどうなるのでしょうか?
Adobe IDが既にある場合は乗り換える形になる?
デジハリの「Adobeマスター講座」へ申し込んだ後に届くメール内にも書かれているのですが、Adobe IDを持っていない方は新規作成する必要があります。
Adobe IDを既に持っている方は、新たにIDを作る必要はなく、既存IDでログインして引き換えコードを入力します。
今回私は、デジハリに申し込む前はAdobeのフォトプランのみ利用していたので、そのIDでログインしてコードを入力しました。
Adobeのプランを乗り換えた場合は違約金が無料になる?
今回私はAdobeの契約プランを乗り換えた形になるのですが、デジハリの「Adobeマスター講座」へ申し込むと、Adobe CCコンプリートプランが付いてきます。
コンプリートプランはAdobeのソフトが全て使えるようになるプランなので、もともと契約していたフォトプランを利用し続ける意味はありません。なので、こちらは解約することになります。
通常、年間契約で支払いを行っているプランを契約月以外で解約する場合、「残り契約月数分の料金×50%」の解約料が発生します。
ですが、今回の私のように、コンプリートプランへ乗り換えたことで、元々契約していたプランが不要になり解約する場合は、解約料なしで乗り換えられます。
解約する際に、「契約金が発生しますよー」という旨の案内がされるので不安になりますが、念の為、サポートチャットで確認しておくと安心です。受付時間であればリアルタイムで返事をもらえます。
私も一応、確認をしておきました。違約金はかからないので、返金される形で無料になるとのことです。
他にも、何か疑問があればCreative Cloud ホームからログインして、チャットサポートを受けると手っ取り早いです。サポート時間内であれば、その場で対応してもらえます。
2年目以降はどうすれば良いのか?
デジハリの「Adobeマスター講座」へ申し込むと、Adobe CCコンプリートプラン1年分のライセンスコードが付いてきます。
デジハリ申し込み後に送られてくるメール内の案内通り、ライセンスコードを入力した日から1年間、Adobe CCコンプリートプラン(Adobeソフト全て)が使えるようになります。
では、1年後の2年目以降は、どうすれば良いのか?
Adobe側で強制的に自動更新されるようなことはありませんので、再度デジハリの「Adobeマスター講座」へ申し込んだりして、ライセンスを更新する必要があります。期限が切れる少し前になるとAdobeからも連絡が来ます。
なお、期限が切れる前に更新することも出来ますので、早めに再度デジハリへ申込み更新しておいても良いです。
勝手に定価の正規価格で更新されたりしないのは良心的ですよね。
また、1年間、Adobe CCコンプリートプランを使ってみて、「やっぱり必要ない」「ソフト1つしか使わなかった…」なんて場合は、解約や単体プラン(1つのソフトのみ使用できる月額~2000円ほどのプラン)へ乗り換えるのが良いでしょう。
【申し込んでみた】デジハリでAdobe CCを安く購入!
実際に、デジハリオンラインスクールのAdobeマスター講座へ申し込んで、Adobe CCコンプリートプランを利用してみましたので、その時の様子をご紹介します。
デジハリオンラインスクール「Adobeマスター講座」のページから「この講座に申込み」を押して
「受講環境、約款を確認しました」の横にチェックを入れると、
「Adobeマスター講座に申込み」というボタンが押せるようになります。
「本講座はキャンセル不可です~」というメッセージが表示されます。
通信講座ということになり、クーリングオフなんかも行えませんが、キャンセルしたくような要素などないので、「OK」を押します。
商品の内容が改めて表示されるので、確認したら「お客様情報入力画面に進む」を押します。
必須項目は漏れなく入力して「次へ」を押します。
続いて、クレジットカード支払いにしたので、クレジットカード情報を入力します。
(クレジットカード/コンビニエンス支払い/銀行振込み…の支払い方法から選べます)
入力内容に不備がなければ、「手続き完了」の画面に切り替わります。
メールで案内されているようなので、メーラーを確認します。
来てましたー!Adobe CCのシリアルコード!
同メール内の、「専用サイト」やらにアクセスします。
入力する内容についても、メール内で細かく指定されていますので、この通りに入力していくと…
3ステップで、Adobe CCの使用権が有効になりました!
めちゃくちゃ簡単だし、ここまで10分もかかっていません。
本当に即利用できました!
そして、Adobeソフト全てがダウンロードできるようになりました。やったー!
【申し込んでみた】デジハリのAdobeマスター講座はこんな感じ!
Adobe CCが利用できるようになったということで、ダウンロードしている間にでもと、デジハリオンラインのほうにもログインしてみました。
ログインした最初の画面は、こんな。
左上の三本線の「menu」を押して→一番上の「カリキュラムを受講する」の中に「Adobeマスター講座」がありました!
ここを押すと…
こうなります。
この画面から、動画教材が視聴できるようになっています。
ソフトは、Photoshop/Illustrator/Dreamweaver(&HTML)/Animate(Flash)/Premiere Pro/After Effectsです。基本を抑えた感じになっています。
ボリューム的には、Photoshop & Illustratorで、こんな感じ。10ほどのチュートリアルがあって、1つのチュートリアルに10個前後の動画が用意されています。
割とボリューミーに感じるかも知れませんが、1つの動画につき5~10数分くらいの分量なので、空き時間に少しずつでも一気にサクサク見ても良いでしょう。
家でしっかり学ぶ
家でじっくり学ぶときは、スマホかタブレットで動画を視聴しながら、PCで対象のAdobeソフトを立ち上げて、実際にソフトに触れながらら学ぶことができます。
こんな感じ▼
この時は、iPad miniでデジハリオンラインへログインしてIllustratorの動画教材を見ながら、PCでIllustratorを立ち上げています。
タブレットではなくスマホでも良いでしょう。
PCでソフト+動画視聴を同時に行っても良いですが、どうしても窮屈になったりして見づらくなります。
家で学ぶときは、なるべくPCではソフトのみ立ち上げたほうが集中力も上がります。
外でスキマ時間に学ぶ
スマホにイヤホンなどを付ければ、外出先でも、移動時間などのスキマ時間に勉強できます。
なかなか学びの時間が取れない忙しい社会人の方であっても、通勤中やランチ後の空き時間などに1日に数本ずつ視聴すれば、1月もするとAdobe CCの基礎力がしっかり身につくようになっています。
デジハリの「Adobeマスター講座」の内容は?
デジハリ・オンラインスクールの「Adobeマスター講座」ですが、内容は公式ページにも記載されている通り、Adobeアプリケーションの基礎の内容となっています。
基本的なAdobeソフトの操作方法やショートカットキー、よく行う作業方法などが解説された動画教材で、全部で46時間分というボリュームになります。
「なぁんだ基礎だけか」と思いました?
確かに、既にAdobeソフトをバシバシ使いこなしているような方にとっては、不要な教材かもしれません。
ですが、私のような、これまで特にAdobeソフトの操作方法を誰かに教わったことがなかった者としては、ある程度使っていたソフトでも学びがありました。
Adobeソフトは利用者が多いので、何かやりたいことや分からないことがあったとしても、少し調べれば、優しく解説してくれているページが見つかる確率が高いです。
ですが、基礎や操作方法というのは、分からなければ分からないままでも、何となく使えてしまうのです。
ショートカットキーなんて特に、ただ知っているだけで作業効率が何倍も速くなるようなものもありますので、知らずに使い続けたとしたら、使えば使うほどムダな時間が増えていくということでもあります。
上級者の方には不要かも知れませんが、初心者はもちろん、初級者の方にも役立つ、普遍的な教材内容となっています。
あとは、なんと言っても、解説動画が物凄くわかりやすいです。
これも、デジハリクオリティなのでしょう。
ストレスなくサクサク見れますので、中級者以上の方も、流し見程度でもチェックしておくと良いでしょう。
掘り出しもの的に、知らなかった便利機能を学べるかも知れません。
【まとめ】デジハリでAdobe CCを安く買う方法
今回、デジハリ・オンラインスクールの「Adobeマスター講座」へ申し込むことで、Adobe CCコンプリートプランが学生価格で購入できる。というサービスを利用してみました。
学べる上に安くなるなんて、こんな素晴らしいことはありませんよね!
デジハリに申込みするということ以外、何か特別な登録だとかが必要なわけでもないので、万人にオススメできるサービスです。
個人でAdobe CCを使いたいと思っている方は、デジハリ経由でお得に利用してみてはいかがでしょうか?